過去・現代・未来との対話 — 土から始まる持続可能な社会へ
かつての日本農業は、地域の堆肥や有機資材を活用した循環型の営みでした。しかし戦後の近代化の中で化学肥料・農薬中心の農業へと転換し、土壌の劣化、生態系の破壊、温室効果ガスの増加という深刻な課題をもたらしました。
この課題の解決策は、単純に昔の農法に戻ることではありません。SOFIXをはじめとした最新の科学技術と、先人の知恵を組み合わせた「循環型農業の高次な復活」です。
私たちは、地方自治体・企業・NPOとともに、土壌科学を起点とした持続可能な地域と社会の実現をサポートします。
いま、なぜ「土」が社会課題の核心なのか
農地の劣化と担い手不足、脱炭素への要請、生物多様性の喪失、地域コミュニティの衰退——これらは一見バラバラに見える課題ですが、根を辿ると「土と人の関係が壊れていること」に行き着きます。
SOFIX(土壌肥沃度指標)による土壌の科学的な管理を起点に、農業・環境・地域の課題を同時に解いていく。それが私たちの考える「過去・現代・未来との対話」です。SDGsや「みどりの食料システム戦略」の具体化でもあります。
3つの社会課題と私たちのソリューション
① 新規就農をギャンブルにしない
農林水産省の調査では、新規就農者の73%が「農地の確保」を最大の課題として挙げています。あてがわれた農地の土壌状態が悪く、就農初年度から経営を圧迫するケースが後を絶ちません。
SOFIX土壌診断で農地を事前に評価し、農地バンクや自治体と連携して「土の健康状態が見える農地流通」の仕組みをつくります。新規就農者が確信を持ってスタートを切れる農業環境を実現します。
対象:新規就農希望者・自治体・農地バンク担当者
② 校庭を、地球を守る「貯炭層」に
学校の校庭の芝生化には、子どもたちの心身の健康増進や安全な遊び場の確保という教育的価値があります。さらに神戸学院大学と当社との共同研究が明らかにしたのは、芝生化された校庭の土壌が年間4〜5t-CO₂/haの炭素を貯留するという驚くべき事実です。
この「見えていなかった環境価値」を科学的に証明し、学校・自治体・ESG投資を行う企業をつなぐ三方よしの脱炭素共創モデルをご提案します。
対象:学校・自治体・ESG/SDGsに関心のある企業
③ 土と水と養生が紡ぐ、ネイチャーポジティブなまちづくり
土の疲弊、人の不調、地域の衰退——これらはすべてつながっています。対処療法では未来はありません。
科学が導く「土づくり」(SOFIX)と、古来の知恵に基づく「養生」。この二つの力を掛け合わせることで、ただ住んでいるだけで心身ともに健康になれる「養生コミュニティ」を地域に創造します。自治体・企業・NPOと連携し、ネイチャーポジティブな地域再生モデルを共に描きます。
対象:地域創生に関心のある自治体・NPO・企業
→ 詳しくはこちら(課題④ページ)
私たちが提供できること
| 取り組み内容 |
|---|
| 自治体・企業向けの地域循環型農業・脱炭素プロジェクトの立ち上げ支援 |
| SOFIXを活用した農地評価・農地流通の仕組みづくりへの協力 |
| 校庭芝生化×炭素貯留プログラムの設計・ZeCS認証取得支援 |
| 「土と養生」をテーマにした地域再生プランの策定 |
| 各種申請書・企画書の作成、サポート |
| ワークショップ・勉強会・情報発信の企画・運営 |
地域の課題や規模に合わせて、できることから一緒に始めます。まずはお気軽にご相談ください。